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聖地巡礼:「耳をすませば」

研究と就活の日々に疲れた2月のある日曜日、私は心を癒すための小旅行に出かけました。
目的地は、スタジオジブリの映画「耳をすませば」の舞台、聖蹟桜ヶ丘です。

「耳すま」は、中学生らしい夢見がちな淡い恋物語として広く知られています。その恋の形はあまりにもキラキラしており、独り身の若者には眩しすぎて直視できないとまで言われ、金曜ロードショーに登場するたびに騒がれてきました。
しかし、私にとってこの物語には、もうひとつの意味があります。
「耳すま」は、十数年前、中学生だった私に、高みを目指して努力を積み重ねることの大切さを教えてくれました。

「耳すま」のお話を簡単に書くと、次のようになるでしょう。
主人公の月島雫は、バイオリン職人を目指す天沢聖司に恋をします。聖司は、中学を卒業後にイタリアの工房で修行することを望み、中3の冬には腕試しのために単身イタリアへ渡ります。そんな聖司に対して、雫は何もできない自分に嫌気が差し、自作の物語を執筆する決意をします。一方で、折しも高校受験が近づき、「普通の中学3年生がやらなければならないこと」からの重圧も増していきます。雫は、物語の創作にのめり込む中で、学校の勉強を疎かにして成績が悪化、家族とも対立してしまいます。幸い図書館に勤める父親が味方してくれて、物語の創作に没頭できるようになりますが、さりとてオリジナルの物語など簡単にできるものではありません。いろいろな本を読んで、書いて書いて書いて、それでも時間ばかりが過ぎていきます。ようやく物語が完成を見て、バロンと出会った地球屋の主人・聖司の祖父に作品を渡したところ、老主人はそれを高く評価しますが、雫はそんな良い評価を受け入れられません。大口と叩いておいて、納得のいく出来には程遠い作品を渡したことを恥じていたのです。老主人はそのことをよくわかっていて、それでも一生懸命に頑張って作品を書き上げた雫を褒め称えます。老主人は、物書きとしての雫やバイオリン職人の聖司を宝石の原石にたとえ、自分の中の宝石を時間をかけて磨き上げるように説きます。

このあと聖司が一時帰国して恋物語はクライマックスへ向かうのですが、私の心にはこの雫と老主人の交流が強烈に刻み込まれています。特に、天沢老人から褒められたときに雫が涙ながらにこぼした言葉が。
「私、書いてみてわかったんです。書きたいだけじゃダメなんだってこと。もっと勉強しなきゃだめだって。」

夢見がちで、自分はなんでもできると思い込んでいる、井の中の蛙だった中学生の私にとって、この言葉が教えてくれました。本当に価値のあること、意味のあることを成し遂げるには、想いだけでは足りない。たとえ才能があっても磨かなければ光らない。目の前の、対して意味のあるように思えない勉強を積み重ねることが、きっと将来自分を光り輝かせると。

そういうわけで、映画「耳をすませば」は私の中で神聖化されています(笑)希望の象徴として。


京王線に乗って、滅多に行くことのない多摩川の向こう側へ渡りました。
P1040220.jpg
東京に来て5年が経とうというのに、初めての聖蹟桜ヶ丘です。

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多摩といえどもさすが東京。駅前は栄えています。

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この光景、映画で見たような。

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駅前には「耳をすませば」を記念したモニュメントがありました。

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映画の舞台になった場所が地図に記されています。

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護岸が綺麗になっていますが、これはエンディングの通学路かな?

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いよいよ丘を巻く坂の道です。

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けっこう急な階段があちこちにあります。劇中で駆け下りる階段もあるのかな?

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図書館がありそうでない場所。劇中の図書館は存在しないそうです。私の地元の図書館は、物心ついたころには貸出票がバーコード化されていたので、貸出票の名前なんて学校の図書室でしか見たことがありません。

P1040233.jpg
これは気持ちのよい景色。

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急な階段がたくさん。

P1040235.jpg
この神社も見覚えがあるような。杉村のシーンかな?

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丘陵地だけあって、水道のタンクやポンプがありますね。クライマックスの貯水塔はどこでしょう?

P1040237.jpg
これは地球屋のロータリー!

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実物は劇中よりも大きくて、しっかり地域の交通網で役割を果たしているようです。もう少しひっそりとしたものを思い浮かべていたので、ギャップに驚きました。この近くには「耳すま」に関連したカフェがありました。

P1040240.jpg
遠くにそれらしい貯水塔を発見。雫たちの団地にあったものですね。これを目指して進みます。

P1040241.jpg
大きな道を横切って、貯水塔の麓とおぼしき階段を登ります。ここもなんだか劇中に出てきそうな雰囲気です。

P1040243.jpg
上から見ると結構な高さを登ったことがわかります。

P1040244.jpg
貯水塔がありました!

P1040245.jpg
貯水塔は東京都水道局の敷地の中にあって近づけないので、別の角度から。劇中に出てきた団地そのものです。

P1040246.jpg
隣の敷地にはしっかりした公園がありました。

P1040247.jpg
多摩センター駅方面が見渡せます。多摩ニュータウンは平成狸合戦ぽんぽこの舞台です。

P1040248.jpg
振り返って見て、改めて貯水塔の大きさに驚きます。

P1040249.jpg
多摩ニュータウンからしたら、ここはまだ北端のようです。

P1040250.jpg
ぶらぶら歩いていると、また神社が。

P1040251.jpg
ここが雫と聖司がクライマックスに日の出を見たところのモデルになった場所らしいです。

P1040252.jpg
柵があって、あまり道路から離れられません。

P1040253.jpg
カメラを柵の上に置いて撮ってみると、案外きれいな景色が撮れました。

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遠くに見えるビル群は、新宿ではなく府中くらいでしょうね。

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反対側、百草園駅方面です。風が強い。

P1040258.jpg
百草園駅方面に向かって歩くと、異世界につながっていそうな階段を発見。

P1040259.jpg
竹やぶの中を歩くのなんて、何年ぶりだろうかと思案しながら、歩きました。

P1040261.jpg
地球屋のバロンの瞳が光った時のような、幻想的な光を、最後に見ることができました。

もう日がかなり傾いていたので、これ以上寒くなる前に帰ることにしました。
丘を降りて、聖蹟桜ヶ丘から「カントリー・ロード」の発車メロディに送られて、家に帰りました。

実験ばかりで屋内に閉じこもりがちな大学院生にとっては、久しぶりのよい運動になりました。またそれ以上に、大変なこともあるけれど、もういっちょ頑張ってみようかと思えるような、良いきっかけになりました。


調べてみると、いろいろファンサイトがありました。聖地巡礼マップもあるんですね。持っていけば良かったなぁ。
http://www.pp.iij4u.or.jp/~konkon/mimi/



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Author:othmer
下流社会から東大を目指した。
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科。

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