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研究室での不和

大学院生活でほとんどの時間を過ごすことになる研究室。研究室の環境は、大学院生活の快適さや満足度を大きく左右するものといえるでしょう。研究室で辛いことや悲しいこと、不満なことが多ければ、大学院生活全体として満足のできるものにはならないと思います。そんなことは当たり前のことのようですが、ふと考えだす機会があったので、書いてみます。

先日、来年度から研究室に所属する学生が挨拶に来ました。理系大学院の入試は8月に行われることが多く、ちょうど合格発表が終わって一息ついた時期になります。そこで研究室の様子について色々と質問されました。研究室に一日何時間くらいいるのか、研究の進め方はどんな様子か。楽しい研究生活は送れるかなどについて。そして、大学院生の最大の感心事である進路についても。
「もう修士2年の方は全員決まっていますか」という質問をされたとき、私は答えに窮しました。正直に言えば、「わからない」のです。ここでそのまま正直に答えれば、同期の進路もわからないなんて恐ろしく雰囲気の悪い研究室なのだと思われてしまうでしょう。しかし、「決まっていない」と答えても研究室で就職活動を妨害されるかのような印象を与えるかもしれません。迷った挙句、数秒間の沈黙を経て、「決まっていない」と答えました。もちろん、その経緯を簡単に付け加えましたが。

毎日長い時間を同じ部屋で過ごす研究室の同期の進路を、自分は知らない。改めてそれを認識したとき、とても情けない気持ちになりました。当たり前のコミュニケーションすら取れていないんだと。それも研究室の同期と。なんでこんなことになってしまったんだろう。自分に責任があるんじゃないか。ここにはあまり書いていませんでしたが、これまでもずっと悩んで苛ついて悲しんできました。
実のところ、その同期は研究室の誰ともコミュニケーションを取ろうとしていません。話しかけても無表情で黙っているだけ。一方、私はお節介のお喋り好きです。最初は、あまり人間関係を構築するのが上手くない同期を助けてあげようと、いろいろ手出しをしたものでした。しかし、そんな尊大な態度を嫌われる以前に、他人との関わりを忌避している人間と友好的な関係を築くのは私には難しすぎました。そんな彼とうまくやっている別の同期もいますが、その付き合い方は「不干渉」そのもので、私とは正反対でした。
他人とのかかわり合いを持ちたくないのなら、そういう生き方もあるかもしれません。ただ、就職活動というものを目の前にして、そのような姿勢は悲劇的な結果への最短ルートではないでしょうか。私が要らぬお節介をやいていたのは、例の同期が「就職活動をする」という意志を表明していたからにほかなりません。その一方で、全くと言っていいほど行動しない彼の姿を見て、私も別の同期も何とかしなくてはという気持ちにかられました。合同説明会にも行かなければ会社個別の説明会を予約する素振りもない。挙句、就職活動が本格化した時期に「就職も進学もしたくない」という言葉が飛び出してきて、同じ研究室の学生一同、加えて先生も、真剣に彼の進路を心配するようになりました。

私は、自分がお金に苦労してきたこともあり、このような自分の人生の責任を自分で負おうとしない輩が大嫌いです。遊んで暮らせたら楽でしょう。仙人のように憂世を離れて生きられれば、心穏やかに生涯を送れるかもしれません。でも、それができないからオトナになったら自分の衣食住くらい自分でどうにかしなければならないのでしょう。かなり根本的なレベルでの価値観の相違が私と彼の間にはあるわけです。私は全く理解できない生き方です。
ただ、これほど私が苛立つのは、弟のことを思い出すからかもしれません。弟は二十歳を迎えましたが、アルバイトをやめて定義通りのNEETをしています。そのおかげでどれだけ私の大学生活が乱れ崩れたか。一方で、家族でありながら何もしてやれない自分にも腹が立ってどうしようもありません。私にとってNEETを想起されるものはとにかくストレスをいくらでも産み出す鬼門です。

話が逸れました。
例の同期は就職活動もいつの間にかやめて、博士課程の入試も受けていません。研究の議論を持ちかけても答えもらえません。私の価値観では許容できない状態です。ここからどうにか良い関係に持っていければ良いのですが、それはほぼ不可能でしょう。いまは必要が無い限り話しかけないようにしています。彼が望んだ通りに。
学生のうちは自分と合わない人間からは距離を取ればいいだけのこと。しかし、働き出したらそうもいきません。仕事で必要なら、やらなければならないのですから。そりゃあ「コミュニケーション能力」が重要視されるわけだ。
東京大学で過ごす日々も6年目ですが、これほどの人間には出会ったことがありませんでした。
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othmer

Author:othmer
下流社会から東大を目指した。
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科。

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私は乗り越えた。君にもきっと、できる。


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