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親離れ子離れ

修論が一段落したので、土日で帰省してきました。
25歳にもなると、もはや親とともに過ごせる時間も残り少なくなります。すると、顔を見せることが大変な親孝行になります。昔はそんなことを考えたこともありませんでしたが、大学院の修了と就職が目前に迫ってきたことで、そんな考えが現実味を増してきました。
私の場合は特に、親の反対を押し切って東大に来ていますので、帰省すると親が喜びます。一応他人に自慢できるような経歴であることも、また親を喜ばせるようです。

二十歳をこえた大人が親と仲良くするのは幼稚であるという指摘もあります。私もそう思います。
他にも、大学受験に親が付き添ってきたり、大学の入学式や卒業式に親が参加することをもって、「近頃の若者」の未熟さを嘲笑するような文章がメディアを賑わせることもあります。「親離れができていない」と。
確かに、そういう一面もあるでしょう。ただ、それだけではないはずです。
遠く地方から東京へ大学受験にやってくる、そして東京での生活を始めるということは、親から見れば大切な子どもが自分のもとから離れることになります。だから、少しでも子どもの側に居たいという親の願いを叶えるということが、子にとっては親孝行になるわけです。「子離れができていない」と言ってしまえばそれまでですが、世の中そんなに君子ばかりではなりませんので、これくらい仕方ないのではないでしょうか。

3月24日には有明コロシアムで東京大学大学院の修了式が行われる予定です。私はアカデミックガウンを羽織って、親と親類を迎えます。正直に言えば面倒なんですが、狭い片田舎で半世紀を過ごしてきた親たちにとっては、良い思い出づくりになると期待しています。
ゆりかもめに乗ってお台場に行くことが、あと何回あるのでしょうか。
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Author:othmer
下流社会から東大を目指した。
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科。

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