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全否定と肯定と

久しぶりにカウンセリング受けてきた。


小学校に入って少ししたころに母は私と弟を連れて家を出た。

父親の家庭内暴力が深刻化して私たちの生死にかかわる問題になったからだ。

実家に逃げ帰ったところで田舎である。

祖母は母に相当に辛く当たった。

そんな母を見て、わたしは迷惑のかからない”良い子”であり続けようとした。

これらは私の記憶にさえ残っている。

良い子でいることは私にとって至上命題だった。

しかし、精神が大人に近づくにつれて、万人から良く思われることは不可能になる。

他人の自分に対する評価を恐れるあまり、精神的に身動きが取れなくなった。

これが高校2年の3学期ごろ。

そして恋人は私から離れていった。

もう、自分も含めて、誰も信じられなくなった。

原因は自分にあるのに。


時は全てを押し流す。

大学受験に失敗し、絶望の底に沈んだ私は過去に目を向けた。

最初は楽しい過去を、次にこんな状況を生み出した過去を思い出した。

日記を読んだり、大学生になった友達と話したりした。

残っていたのは、評判ばかりを気にする私と、自分のやりたいことだけを追い求める私だった。

主体性のない私と、主体性だけしかない私の間で、現実の私は揺れていた。

ゆれ続けていた。

そして疲れた。


そろそろ自分を受け入れるときだ。

他人ばかり気にしている自分も、わがままな自分も、受け入れるときだ。


予備校の傍で再開発が進んでいる。

完成予想模型を見たときには、こんな田舎にそぐわない、いいデザインに思えた。

しかし、工事現場で見る実物は、不恰好な、普通のビルだった。

私はそれを期待外れだと思った。

今の自分を見るように。

今までこれほどの変革を自己の内面に求めたことは無い。

その”なかなかなる”自分の姿はやけに不恰好だった。

私はそれが嫌で嫌でたまらなかった。あたりまえなのに。



「他人のことを気にしてきた自分も、頑張ってきたのだから、認めてあげなければ、

自分に対して失礼だ」

カウンセラーの言葉がやけに身に沁みた。

ネットでよく見る陳腐な言葉なのに。


東京大学理科前記日程青本
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Author:othmer
下流社会から東大を目指した。
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科。

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