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教育は贅沢品か?



「収入の少ない家庭の大学生に経済的な援助を与えることは、政府の責任だと思う人の割合 日本、他を引き離して最下位」だそうです。
日本より競争的と考えられる米国で9割強なのに対し、日本では6割弱。高度な教育を受けた人材が豊富に供給されてこそ今日の豊かな生活があるということが、米国では認識されているのでしょう。

奨学金といえば貸与型のものしか知られておらず、授業料免除の基準も不明瞭。都市部の大学に通うために一人暮らしをせねばらならい地方出身者にとっては、学力と同程度には経済的事由が大学進学を左右しうるものです。

日本ではこの高額な費用を家庭で負担することが当然とされています。
18歳そこらの若者が数百万円の資金を用意することは難しく、保護者の経済力や考え方によって子の大学進学は大きく影響を受けます。

極論すれば、学力は本人の努力次第でどうにかできます。学校に通っていれば、勉強をする環境と、先生のようなサポートしてくれる大人にアクセスできるでしょう。
一方で、学資調達の手段はほとんどありません。普通の学生がアクセスできるのは奨学金くらいです。例えば、大学の入学金30万円を高校生がアルバイトで稼ぐには、何時間の労働が必要でしょうか。さらに学費、生活費を加えた場合は?現実的に予め準備できる金額ではありません。

その奨学金について、学生支援機構(旧育英会)意外の情報がほとんどないばかりでなく、冒頭のグラフのように公的な経済的支援を行うべきだという機運がそもそも希薄です。
教育は、「いい会社に入る」ための贅沢品なのでしょうか。

教育は人を育てる営みです。
日本の資源は人材だけとよく言われるのにも関わらず、その人材を育てる仕組みを改善しようとしないのはなぜでしょう。
意欲と能力を持った若者が、たまたま生まれ育った環境ゆえに高度な教育を受けられないとしたら、国にとって社会にとって損失ではないでしょうか。

教育は未来への投資です。
種を蒔かなければ、収穫はできません。
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下流社会から東大を目指した。
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科。

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