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#2 東大を目指す前に:高校選びが重要

お金をかけずに東大へ行くには、そもそも東大に入れる学力を身に付ける必要がある。
そこで、どうしたらお金をかけずに東大レベルまで学力を上げるのか考えてみよう。

#2 東大を目指す前に:高校選びが重要

受験対策というと、どんな塾に通うか、どの通信教育を使うかといった話が主だが、これらはさほど問題ではない。
本当に大切なのは、どんな高校に通うかである。
お金をかけないためには必然的に公立高校へ通うことになるが、東大京大に毎年進学者がいるような学校を選ぶほうがいい。

東大の学部入学者のうち、公立高校は2割程度なのに対し私立中高一貫校が約半数を占める。
その理由として、高校受験がないため中学から高校の内容を先取りし、余裕をもって大学受験に臨めることがよくいわれる。
高2の終わりまでに高3の内容を全てやり終えて、高3では1年間まるまる問題演習をする学校もあるという。高3の終わりまでかけて教科書を終わらせるような高校では、この点だけで不利なる。
では、中高一貫校でないところ、たとえば公立高校はダメかといえばそうでもない。毎年東大京大レベルの大学に一定数の進学者があるような高校では、高校3年間のカリキュラムを高3の夏頃までに終わらせている。年明けには中高一貫校と同じように問題演習に移行しているはずである。もちろん中高一貫校に比べれば苦しい点もあるが、受験前に公式に高校3年間のカリキュラムが終了していることは大きい。もしそのような措置がない学校であれば自主的に授業を先取りして進めなければならず、授業進度の遅さが非効率になる。東大にはそのような学校からも進学者がいるので不可能ではないが。

東大京大レベルの進学者がいる学校では、指導体制もそれなりのものがあることが期待できる。
特に東大の入試問題は記述式が多い。国社数理英のいずれもいわゆる定期試験レベルから質量ともに飛躍がある。そういった問題に対処できるように、先生方が希望者への添削指導を行っていることがある。
また、授業とは別に休日や長期休みの補講を行っている学校もあり、塾に行かなくても大学受験に向けた指導を受けられたりする。
これらは学校独自の取り組みだが、特に地方公立高校だと各地で同じような取り組みがなされている。

この他にも、レベルの高い仲間と受験に立ち向かえるという点も見逃してはならないだろう。
受験は団体戦という言葉にもあるように周囲の受験生の能力や意欲は影響力が大きい。まわりの友人達がみな東大を目指していれば、自分が東大を目指すのも大きな挑戦ではなく自然なことに思える。気持ちが弱っているとき、同じレベルで切磋琢磨している仲間がいれば、また頑張ろうという気持ちも起ころう。いま自分はどのレベルまで来ているのかを認識するのに、東大模試と同じくらいの有効性がある。
さらに、同じ目標に向かっていれば情報の共有もできる。入試問題の傾向と対策のような勉強に関することはいわずもがな、事務的なことで願書の取り寄せ方や書き方、締め切りはもちろんのこと試験会場への行き方やおすすめの宿といった情報が手に入る。同じ学校の先輩からは実体験も聞けることだろう。たとえば、法文1号館のトイレは行列ができるけれど隣の工学部2号館のトイレは空いている上に便座が温かいといった情報は、先輩が教えてくれなければ知る由もない。ここまでリアルな情報が(役に立つか否かは別として)取れるのは、目の前に東大を受験する仲間がいること、先輩がいればこそ。


ここまで述べたように、どの高校で学ぶか、どんな仲間と受験に挑むかは重要な問題といえる。
もし中学生の段階でお金をかけずに東大京大レベルの大学へ行きたいと思ったら、迷わず県下一レベルの高校へ入ることをお勧めする。
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Author:othmer
下流社会から東大を目指した。
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科。

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