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進取の精神---ICTによる業務の効率化

情報技術の発達と普及で世の中ずいぶん便利になりました。
パソコンしかり、スマホしかり。

決まった入力を決まったルールで正確に処理するのがコンピュータの得意なこと。
手続きだとか管理だとかといった「ルール通りの決まった処理」は人間がわざわざやらなくても良くなりました。

こうして人間はルーチンワークから解放されて、より高付加価値の仕事に集中できるようになりました。
めでたしめでたし。

とはならないのが残念なところです。
原因のひとつはコンピュータに個々の仕事を任せる方法を知っている人が少ないことです。

WordやExcelといったソフトの基本的な機能は直感的にも何がどうなっているかわかりやすいので、人がどのような操作をすれば所望の仕事をコンピュータにさせることができるか理解できます。
理解できるということは使用できるということです。
これがExcelの関数であったりマクロ機能になると使える徐々に使える人が減ってきます。
おそらく視覚的で直感的な操作でなくなるからでしょう。

しかし、実際の業務を効率化するような複雑な仕事をコンピュータに任せるためには、人がコンピュータに歩み寄る必要があります。
コンピュータが理解できるように教えてやる必要があります。上で例に挙げた関数やマクロというのは、コンピュータが理解できる形で仕事のやり方を教える手段にほかなりません。
Excelのような高機能なソフトウェアが普及しても、実際の課題へ適用するためのチューニングをできる人がいなければ、ただの高級電卓付き方眼紙で終わってしまします。

私たち「ゆとり教育」世代は中学校の技術家庭科や高校の情報でプログラミングに触れる機会がありました。
おかげでその後もソースコードを見て面食らってしまうこともなく、プログラミングをすることができました。
簡単なプログラムを書けるだけでずいぶんとルーチンワークが楽になります。
プログラムを書けることが習字くらい一般的になれば、世の中もっと楽になるのになあと感じる今日この頃です。

古くからあるような大きな会社ではまだまだ非効率がたくさんあります。
それこそパソコン、スマホが一人一台あって当たり前の世界に育ってきた私たちの世代からしたら信じられないような非効率が。
大事なのは私たちが実際に楽になることを見せつけることだと思っています。
上の年代の人たちは使い方がわからない、そんなことができるなんて知らないという状態です。
私たち「知っている」人々が、上の年代の人たちにメリットを感じられる形で実践例を提示できれば、新しい方法を取り入れてくれるはずです。ちょっと一時的に負担が増えてしまうこともありますが、先送りにしているといつまでも変わりません。

こんなことを会社も業界も違う大学の友人たちと話していました。
愚痴をこぼすだけではなくて、問題の背景を分析して前向きな解決策を議論するところまで自然と向かうのが大学の友人たちのおもしろいところ。愚痴ると議論が始まるのです。ともすれば思考実験のネタにしておもしろがったりする。
東京大学というところはそれなりの人が集まっていたんだなと再認識しました。
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Author:othmer
下流社会から東大を目指した。
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科。

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